NPO法人の探し方 目的別に詳しく解説します

ボランティアや市民活動団体の活動で、NPOという言葉を聞く機会があると思います。
NPOとは「Non Profit Organization」の頭文字を取ったもので、直訳すると「非営利組織」という意味です。
日本では、社会的なサービスのうち、政府や自治体が行うことが難しく、かつ企業が行うには収益が上がらないようなサービスを実現する民間組織を、NPOと呼んでいます。

こんなサービスをしたい、あんな活動をしたいと思った時、それを行っているNPO法人を探すにはどうすればいいのでしょうか?
活動内容などの情報収集や、NPO法人での働き方などを、目的別にまとめました。

NPO法人の活動内容を知りたい

 現在日本では、NPO法人として認証・認定されている団体が50,000以上あります。
全国にあるNPO法人の目的は、災害支援から貧困対策、動物愛護から空き家問題まで、実にさまざまです。地域や社会の実情に沿った形で、問題解決を目指して日々活動に取り組んでいます。

テレビなどで興味のあるNPO活動を知っても、どの地域でやっているのかなど詳しい情報が分からないと、活動に参加することができませんよね。どんな団体がどの地域でどのような活動をしているのか、調べることができるホームページをご紹介します

内閣府NPO法人ポータルサイト
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/

 上記ホームページでNPO法人を調べるには、団体名もしくは団体の登録されている地域、または目的を入力する必要があります。
団体の登録地域は、47都道府県と20の政令指定都市、計67地域です。
目的は、NPO法人に関する定款の20項目のどれかとなっています。
住んでいる地域や活動したい地域、または20の目的から興味ある項目を選んで、目的のNPOについて調べてみましょう。

NPO法人に寄付をしたい

NPO法人の運営には資金が不可欠ですが、資金不足に悩むNPO法人も少なくありません。
NPO法人の活動資金には、会費、寄付金、事業収入、助成金などがあります。興味のあるNPO法人を資金面から援助したい場合、そのNPO法人に寄付を行うことができます

寄付は、各団体のホームページなどで受け付けていることが多いです。会員になって毎月一定額の寄付を行ったり、単発的に自由な額の寄付を行ったりなど、寄付のやり方はさまざまです。自分にあった寄付方法で、NPOを応援しましょう。

下記のSyncableというホームページには400以上のNPO法人が掲載され、目的別に支援したい団体を探すことができます。

Syncable
https://syncable.biz

個人がNPO法人に寄付をした場合、確定申告を行うことで所得税の控除を受けることができます
たとえば、給与所得500万円の人が1万円寄付すると、800円税額が減ります。
細かい所得税の減少額の計算などは、下記ホームページを参照してください。

個人が認定・特例認定NPO法人に寄附した場合
https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/kojin-kifu

NPO法人でボランティアをしたい

NPO法人は人材不足の団体が多く、活動内容によってはボランティアの力が必要不可欠という団体もあります。
NPO法人の活動にボランティアとして参加したい人は、下記ホームページで探してみましょう。

activo
https://activo.jp

他にも、自治体のホームページでNPO活動のボランティアを募集していることがあります。お住まいの市町村や、興味あるNPO法人のある地域のホームページなどで、検索してみてください。

ボランティアは個人が進んで行う、金銭的な対価を求めない活動のことです。
ボランティア活動を行う際の、最低限の注意点を説明します。
ボランティアは、相手の立場を考えながら活動することが大事となっています。
活動を通して知り得た情報を漏らさないなど、プライバシーを守ることも重要です。 無償とはいえ約束した以上は責任を伴いますので、活動内容や時間、活動先でのルールは守るように気をつけましょう。
また、無理なく続けるためには、自分の生活を守りながら自分なりのペースで活動を行うことも大切です。 ボランティア活動中の事故などによる損害を保証する、ボランティア保険というものもあるので、あらかじめ加入してから活動を始めるようにしましょう。

NPO法人で働きたい

NPO法人は非営利組織ですが、ボランティア人材だけで成り立っているわけではありません。
最近では、有給専従職員の割合は6割程となっており、半分以上のNPO法人で給料をもらいながら働いている人がいます。
50,000以上ある団体の多くはボランティア活動が中心ですが、事業形NPO法人と呼ばれる、事業収入のある団体もあります。今やNPO法人は、就職先の1つとして候補に挙がる団体となっているのです。

NPO法人で働きたいと思った場合、インターネットのNPO法人の求人情報をまとめたサイトで検索することができますしかし掲載数が限られているので、地域のボランティアセンターなどで情報収集をする、直接NPO法人に求人を募集しているかどうか聞くなど、さまざまな方法で求人情報を収集してみましょう

ハローライフ
https://hellolife.jp/special/npo

まとめ

平成23年の法改正後、NPO法人は急速に増加し、それと共に社会に広く認知されるようになりました。
テレビなどでその活動が紹介されることも増え、自分も協力したいと思った人も多いと思います。
会社には雇用主と従業員がいますが、NPOには専従スタッフやボランティアスタッフ、さらに寄付会員など、さまざまな形で関わることができます。
それぞれが関わりたいと思うやり方で、興味があるNPOに参加してみてはいかがでしょうか?